雲南紅茶・滇紅金螺500g

滇紅金螺は、雲南省鳳慶県の標高1600～1800mで収穫された春摘みの「一芽一葉」を原料とし、手作業で巻き上げて「螺」のような形に仕上げた紅茶です。香りを閉じ込めるだけでなく、見た目にも美しい形状が特徴です。高原地域では昼夜の温度差が10℃以上あり、茶多酚含有量は24.1%、アミノ酸含有量は4.0%、フェノール・アンモニウム比は6.0で、これにより、鮮烈でありながらも甘く、まろやかで苦味や渋味の少ないベースを形成しています。軽く萎凋・軽く揉し上げた後、28℃で75分間発酵をコントロールし、弱火でじっくり乾燥させています。水分含有量は4.3％以下です。GC-MS検出では芳樟醇が1.29mg/g、ベンゼチルアルコールが0.54mg/g含まれており、複合的なハチミツ・バラ・熟した果実の香りが楽しめます。テアフラビン含有量は1.18%、テアルビジン含有量は10.3%（GB/T 30483準拠）、茶湯の色はオレンジレッドで明るく透明感があり、金輪が広く厚みがあります。カフェイン含有量は31mg/200mlで、穏やかな覚醒効果を得られます。水抽出物含有量は47%で、8～9煎まで楽しめる耐泡性があります。アルミ箔袋と金属缶による二重密封で、常温下・光を避けて保存すれば24ヶ月間香りが持続します。SGSによる500項目の農薬残留検査で「不検出」、SC認証により製造過程のトレーサビリティが保証されています。100gあたり約5.8万個の柔らかい新芽を使用し、1杯あたりのコストは1ドル以下と、手頃に高原大葉種のハチミツのような甘い香りと花の香りを味わえます。