武夷山正山小種・特級荒野小種 500g

桐木関の標高1400メートルにある人の手が入らない山脊に、何百本もの野生茶樹が松、竹、ゼンマイと共生しています。剪定や施肥は一切行わず、雲や霧、雨露のみで育ちました。2024年の秋、私たちはヤギが踏みしめた小道をたどり、木に登って一芽二葉を丁寧に摘採しました。細く引き締まった葉はしなやかな強さを持ち、自然発生的なコケや野花の山の香気を放っています。下山後はわずかな萎凋と炭火盆による遠赤外線軽焙火（2時間）のみを行い、荒野本来の原始的な力強さを最大限に閉じ込めました。乾燥茶葉は黒く、白霜のような銀毛が目立ちます。沸騰したお湯を注ぐと、茶湯は澄み切った橙黄色を呈し、野花の香りと熟した果実の蜜ような香りが交差します。それは雨上がりの松林の空気を彷彿とさせます。口に含むと軽やかですが、中に粘りのある質感を感じ、荒野の風味が瞬時に舌全体を覆います。3秒後にはのどの奥からひんやりとした山泉を感じられ、甘みは10分間持続します。SGS検査で524項目の農薬残留が検出されず、安心して召し上がれます。100グラムのスチール缶入り。1回分3グラム、90°Cのお湯で10秒抽出、7回目でも野花の香りが楽しめます。今夜ご注文いただければ、顺丰便で直送いたします。あなたのティーカップに、人の手の届かない荒野の息吹を届けます。そこでは、あなたの呼吸が桐木関の松風と野花の香りに包まれることでしょう。